2010年04月14日(水)20:48
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| 映画「ダレン・シャン」見に行ってきました。 本屋でこの本を見るたびに「買おうかなーどうしようかなー」と迷いつつも結局読まずじまいだったこの作品、映画で見れてよかったです。
面白かったのはヴァンパイアの闘争の話なのに、登場人物の半分以上がヴァンパイアではないところ。フリークと呼ばれる普通の人とはちょっと違う部分を持つ人たちがあつまっているサーカスが、舞台のひとつなのです。 ヴァンパイアの話として私が一番に思いつくのは「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」ですが、あれはヴァンパイアばっかりが登場人物でした。原作が児童図書なのもありますが、雰囲気からもそれとは全然違う感じ。 キャラクターそれぞれに個性があって、ひとつの種族の戦争に他の多くの種族が巻き込まれていくという様子が「まさに戦争ってそうだよね。」って思いました。一見関係ない人たちも、中立を主張する人たちも、どこかで戦争が起こると何かしら巻き込まれていく。 作品ないではフリーク達は主人公側にどっちかというと味方する方向みたい。あちこちで問題が勃発するのではなく敵がはっきりしているあたりは児童図書らしく、安心感がありました。 | | |