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素晴らしき人生(「三郷文芸」紹介)   やなぎゆう

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011-7-20 8:34 | 最終変更
nbg-toukou  長老   投稿数: 296
     素晴らしき人生                      やなぎ ゆう

 日本文芸学院のHPを訪れて下さった旅人の皆様、いつも私たちの心の表現である文章をお読みくださり心から感謝いたします。
ここに訪れる皆様はきっと素晴らしい人生を歩んでおられることと推測いたします。今日はこの作品展示室をお借りし、「素晴らしき人生」を歩んでおられる、皆様にはすでにお馴染みの桐山健一氏をご紹介したくキーを操りました。

 彼は、日本文芸学院の客員講師でこの投稿欄をはじめ、トップページでも詩・エッセイ・小説など多数掲載しております。
桐山健一氏は、真実を見つめ、不正に対しては根本を暴こうとするシャープな眼を持っている一方、その瞳の奥には自然やそこに育む生命の息遣いを繊細に表現する優しさをも兼ね備えています。この作品をお読みいただいた皆様もきっとお感じになられたことと思います。
 桐山健一氏は故井上ひさし氏(元ペンクラブ会長)からの助言で地方の文芸誌「三郷文芸」に力を入れています。地方文芸誌を維持するのは本当に大変なことと思います。
かつて文芸誌が元気であった時代がありました。
思えば、学校や職場に文芸部があり、壁新聞やガリ版刷りの小冊子が作られ、若者たちが将来に向けて詩人や歌人を夢見た時代でした。それは希望に燃えた青春時代でした。私もそんな時代があったことを想いだします。まさに文芸活動の珠玉の輝きの時でした。

 桐山健一氏は今もその活動を続けています。しかも存続の炎は決して盛んに燃えてはいません。そんな中で編集長を支えながらローソクの灯を点し続けています。

 この度、開運村と日本文芸学院を主宰する花見正樹氏が桐山健一氏とその地方紙「三郷文芸」に賞賛と激励のメッセージを送って下さいました。どうぞ皆様にもその炎の一端をご理解いただきたく下記に紹介させていただきます。
なおこの記事は開運村の「お休み処」内「今日の一言ルーム・村長の気まぐれ随想」にも載っています。是非こちらもお立ち寄りくださいますよう。
        http://kaiundou.jp/Masaki_Hanami/

        **********

 今日は、「素晴らしき人生」という話題です。
 これは私のことではありません。私の場合は「楽しい人生」には間違いありませんが「素晴らしい」にはほど遠いからです。
 これは、開運村HP、日本文芸学院客員講師でお馴染の桐山健一さんのことです。
 桐山さんは10年ほど前、故井上ひさし(元ペンクラブ会長)氏から「文学の里・地方から」と助言されて文学界に入ったという異端児ですが、その行動には頭が下がります。
 井上氏はきりやまさんに、「文芸誌に協力して、それが3年続けば編集長とそれを支える地域の力、5年続けばそれに加えてあなたの努力が報われたと思いなさい。文芸誌を続けることは生易しいことではありませんよ」と、言われたそうです。
 桐山さんが協力する中に、宮崎県東臼杵郡美郷町の有志で発行する文芸誌があります。「美郷文芸」と呼ぶ80頁弱の小冊子ですが、すでに20号、よくぞ続いたと、故井上氏も草葉の陰で感心してくれているはずです。
 実際、地方の文芸誌を維持する大変さは、私自身、イヤというほど知っております。

 しかし、玉石混交の文芸誌の中でも珠玉の輝きを成す作品があるのは当然です。さて、文芸誌「美郷文芸(編集長・藤本茂氏)」を支える桐山健一さんに話を戻します。桐山さんは日本中を旅して歩いて、詩を書き旅日記、エッセイを書き続けています。
 その作品はつねに瑞々しい感性と叙情に溢れて、啄木を語る優しいお人柄が偲ばれます。
「美郷文芸」20号にも「幻想の白い時空」「哀愁」「粉雪舞い散る那須高原」「素朴で孤独な旅」「十勝平野の豆」「ポエニの思想」「新聞の使命」とショートエッセイが続き、「啄木の青春に重なる」と詩作があり、小説「ポエニの希望」で、古代フェニキア人とレバノン海岸を舞台に遠い中東の物語に夢を託します。
 それらの作品の底に流れる孤独感・・・これが桐山さんの作品を生むエネルギーになっていて、人として生きる悩みや苦しみ、その合間に垣間見る一瞬の輝きを見出した時の喜び。それらは正しく啄木と共通のものでした。

 桐山さんは、かなりの歳月をご兄弟と半月交代で老いた母親の介護生活を続けています。横浜市の自宅から京都まで、毎月、月の半分を通っていられるのです。これは大変なことです。
 そのご自分に課せられた逃れられない宿命を、そのまま受け入れて桐山さんは決して愚痴ることがない。その心根の優しさで詩を詠み、随筆を書き続ける・・・その底にそこはかとなく哀愁が流れるのです。自分が置かれた環境から心を磨いて文学を生みだす、これこそが文学の本質だとすると、桐山健一さんもまた「素晴らしき人生」を歩みつつあるのは間違いありません。
 こう考えて、私は桐山健一さんと「美郷文芸」に賞賛と激励の拍手を送ります。

      *************

 花見正樹氏も素晴らしき人生を歩んでおられ、そのような先生方に囲まれて私も楽しい人生を歩ませていただき「素晴らしき人生」に向う途上であることは間違いなく、日々感謝している私です。
推奨数:5 平均点:8.00

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