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脊柱管狭窄症を乗り越えて  やなぎゆう

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-1-16 17:08 | 最終変更
nbg-toukou  長老   投稿数: 296
    脊柱管狭窄症を乗り越えて
                    やなぎ ゆう               

♪幽玄の魂の音のごと転がりて 十三絃の踊り場に舞う♪

「舞台で響かせたことの色は客席に吸い込まれてゆく。それは聴者それぞれの感性によって昇華され、会場の空気を音楽の色に染めてゆく。音楽は演奏する人と聴く人の間に生まれる。」
これは故沢井忠夫氏の魂の言葉。
尊敬する師匠の教えを胸に箏の音色には拘りを持ち続けている友人の生きざまをご紹介します。

日本の伝統楽器である箏を通して、より良い音楽創りを目指したいとの思いで幼少より箏を学んできた友人は肉体の全てを酷使し、いつごろからか腰痛に悩まされるようになっていました。

 友人は箏が大好き。夢中になるとすべてを忘れて音色の中に溶け込んでしまいます。彼女の10本の指は十三絃の踊り場に舞い、まるで毬がころころと転がるような幻を見、作曲者の魂が乗り移って情景を映し出すテクニックを醸し出してゆきます。
それは指の微妙な動きの変化で流派の特徴を超絶技巧化してゆきます。
指から伝わる神経が筋肉を緊張させ、血管や神経を圧迫し痛みやしびれが全身を狂わせたと想像します。
聴衆を酔わせる超絶技巧が身体への負担になっていたことは否めません。
ついに脊柱管狭窄症とすべり症による痛みとしびれが全身を襲い、我慢の極限を超えてしまいました。
師走の中旬、地域のミニコンサートを最後に、手術を受け闘病の人となりました。

しかし・・
「ご心配かけました!今日は術後四日目。今ドレーンを抜いてもらい点滴や血栓予防の手足に巻いた器械も外れました。車椅子、リハビリに進むと思います。来年早々復帰できるよう頑張ります」

そして・・・
「先生も驚ろく驚異の回復。車椅子から杖、今日はもう歩いています。年内退院可能です。又帰ったらご連絡します。」
喜びのメールが次々とメンバーに着信。

それから数日後
1月8日都内のホテルで新春コンサートに出演、以後スケジュールは埋め尽くされ、十三絃の箏は友人から離れることのない日々となりました。

痛みは無くならないと言います。それは術後の回復のための痛みであって精神的にはずっと楽であると語る友人。
今秋には大きなコンサートが待っています。


                   2016.1.14
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