ホクロで解る男の性格と運命
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西洋では17世紀前後、男女のつけボクロが流行したといわれています。
紙片や黒のビロードを思い思いの片に切り抜いて、顔だけでなく身体各部に貼り付けて楽しんだという記録が残っています。
ホクロは一種の皮膚の奇形で、出生時はほとんど見られませんが、年齢を重ねるにしたがって肌の表面に姿をあらわしてきます。
医学的には色素性母斑といい、体内の色素が沈着したもので、多くは黒褐色。
なかには黄味を帯びた茶系のホクロもあります。
ホクロが急に増えるときは内臓が弱っていることもあり、急速に大きくなるホクロは悪性腫瘍の疑いもあるといわれています。
日本では古来、俗称をハハクソ、クロボン、アザなどともいい、その発生的傾向は遺伝するとされ、ホクロの位置によって体質判定も可能だと思われていました。
古典などにも、ホクロを個人の識別に利用した例も記載されています。
ホクロ占いは、身体各所に点在するホクロの位置と形状などから、その吉凶の意味を判読し、過去、現在、未来の運気や性格などを推察しようとしたものです。
ホクロには、生きボクロと死にボクロがあります。
生きボクロは、輪郭のはっきりした、隆起して色の濃いホクロで、運気もプラスに作用することから生きボクロといわれています。
死にボクロは、輪郭も色も不鮮明で隆起のないほくろであり、表面に出ない根の深さも気になります。
マイナスに作用する内容を意味しています。
生きボクロと死にボクロの判定は簡単。
黒色または輪郭のはっきりしたホクロは生きボクロ、色が多少淡くても凸起しているように思えたら生きボクロ。
どちらとも見分けのつかないようなホクロについては、あなたの主観で決めていただいて結構。
最近、若い男性が優しくなっているといわれますが、どのようにニコニコしようと、その主体性は頬黒に現われます。
彼がどのようなタイプか、誠実なのか、狐か狸か、はたまたドンファン崩れなのか、とくとホクロで判別するのも一興。
あなたのハッピーライフに貢献すること必定。
イラストを参考に、彼の顔を思い浮かべながらホクロによる性格判断、誠意、将来などを占ってみてはいかが。
ここでは生きボクロについて述べます。
死にボクロは、この意味の反対と解釈します。
なお男性の場合もあてはまります。 |
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